2013年1月20日日曜日

OUT(上)

こんにちは、なんちゃって文化人です♪

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初めて読む桐野夏生さん著の「OUT」。

内容はごくありふれた主婦が起こした殺人を皮切りに、ありふれた日常から開放されていく様のOUTと、
その事件に巻き込まれ、立ち直れそうな人生を変えられたOUTを生きてきた男の2つのOUTを描いている作品じゃないかと思います。

この2つが浮き彫りになり、それぞれが1つの出来事としてつながっていく手前までが上巻です。
人物設定、事件設定が、現実社会でありえる内容なので、リアリティがあって読み応えがあります。


「人生どうしても思い通りにならないものがある、それが運命だ。」という言葉が印象的でした。

途中で知ったのですが、この作品は田中美佐子さん主演でテレビドラマ、原田美枝子さん主演で映画化もされた作品なんですね。


この後下巻では、この物語が1つになって、どんな結末を迎えるのか、楽しみです。

2013年1月6日日曜日

激流(下)

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年末に読んだ激流(上)に引き続き(下)を読みました。

一言で言うと、めちゃくちゃ面白かった。です。

とにかく、読んでいてぞくぞくする本に出会うとは思いませんでした。
いわゆるサスペンス特有なのでしょうが、なんちゃって文化人が好きなトリックミステリーではなかなか体験できない貴重な体験でした。

「激流」と表現されている、
過去から流れ出てくる一本の流れ。その流れが答えが解明されていく中で登場人物に突きつけてくる現実、それは正に激流でした。

最初から最後まで飽きることなく、むしろ心地よいほど物語にのめり込んでいけました。
人間描写も繊細で、登場人物に共感するところが多かったからでしょうか。

解説を書いている方も書かれていましたが、この小説は最高峰というにふさわしい
クオリティの作品だと思います。

2012年12月31日月曜日

激流(上)

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初めて読みました、柴田よしきさん著のサスペンスミステリー「激流」。

今年最後を締めくくるにふさわしい、暗く、気分が落ちていくようなダークサスペンス。
ミステリー自体は重視されておらず、
どちらかというと登場人物の生き様の描写が等身大で描かれていてすばらしいです。

人間は過去にトラウマや後ろめたさを抱えながら現在を生きている人が多いと思います。
ミステリーの中に、様々な人間ドラマがあって、その人間くささがなんとも言えず心地いい作品です。

暗い話で少し鬱に入りたい、という要望を聞いて紹介してくれた友人に感謝です。
下巻も楽しみです。