魔術ということで、前回のクロスファイアと同じく、
僕の中での非現実超常現象系かと思いましたが、幾分現実的な感じでした(笑)
一見関連性のない事件が1つにつながって行く、でも見えてこない犯人像。
宮部みゆきさんらしい複線もあり、やがて現れる犯人。。。って、
途中で犯人わかっちゃうし!
そこから、主人公がした選択、主人公は物語を通じて強くなって行きましたね、
普通の男の子が解決して行くストーリーだから、その成長もひとつの魅力なのかな?
後半にかけて、一気に複線がつながって、解決につながっていく分、
前半はサスペンスっぽくって、どうなるんだ?誰なんだ犯人?とずっと??で読めました。
そういう物語は、後でなるほど~って思う度合いが大きくてそれもまたよし(^^)b
本文から、抜粋↓↓↓
人間には2種類いる
・出来ることでも、そうしたくないと思ったらしない人間
・出来ないことでも、そうしたいと思ったらなんとしてでもやる人間
どちらがいい悪いではない、悪いのは自分の意思で選択したことに言い訳を作ることだ。
自分のしたことは全て最後は自分が選択したこと、ならばそれに対して言い訳を見つけちゃいけないし、言い訳をしちゃいけない。
いいこと言うな~、と思ってメモしました♪