【送料無料】封印再度 [ 森博嗣 ] |
久しぶりに森博嗣さん著のS&Mシリーズに戻ってきました。
相変わらず、なぜかひきつけられる作品です。
今までも、題名と副題が大きな鍵、ヒントになっていることの多かったこのシリーズですが、
今回の作品は、森さんって、どんな脳みそしてるのかな?と不思議になるほど
物語に深くかかわりつつ、考えられていました。
封印再度 = 再度封印する もしくは 再度封印することを選ぶか?
Who inside = 誰が中にいたのか?
まさに異語同音の異文化コミュニケーションともいえよう2つの言葉ですが、
この2つの言葉が物語のテーマでした。
題名が決まって、物語が決まるのか?
物語が決まって、最後に題名が決まるのか?
いずれにしても、同じ理系脳でも出来が違うロジックに感動です。
さて、少しずつS&Mの物語は進行し、次の短編集でようやく第一幕が終了です。