2012年9月15日土曜日

夏のレプリカ REPLACEABLE SUMMER

こんにちは、なんちゃって文化人です♪

【送料無料】夏のレプリカ [ 森博嗣 ]
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価格:819円(税込、送料込)


森博嗣さん作のS&Mシリーズ。
前作の「幻惑の死と使途」と平行して発生する事件を描いている本作。

「幻惑の死と使途」では複線として書かれていて、いつ出てくるんだろうと思いながら読み終わっていた内容がきっちり1つの物語として描かれていました。

幻惑の死と使途は奇数章しかなく、マジシャンの物語だからかな?と思っていたら、
この作品は全て偶数章です。
(各章の副題も"奇"と"偶"がついています。)
このあたりの遊び心が、いいです。

今回はいつも以上に、人の心の中の描写が多かったような気がします。
それは、登場人物の境遇に配慮したからでしょうか?
前回はイリュージョン、今回は詩的な印象を得ました。

日本人はイリュージョンも推理小説も解くために見る、アメリカ人はショーとしてみる。
この違いは大きいと思いますが、解くために見る人にはいい作品かもしれません。
なんちゃって文化人程度が作中抱いた違和感を信じて考えた仮説で、
ほぼトリック自体は合っていました。物事は複雑に見えてシンプルです。

さて、なんちゃって文化人的名言をひとつ
・人の名前に刻まれたものは、消えない
 自分自身を変えることを自分自身が拒否をするという現象を経験する人はいると思います。
 他人から見た自分も、第一印象から意識付けられてしまって、
 しばらく経ってから再会したときにその人が変わっていても、
 やっぱり前のイメージは簡単には消えない。第一印象って重要です。




2012年9月7日金曜日

幻惑の死と使途 ILLUSION ACTS LIKE MAGIC

こんにちは、なんちゃって文化人です♪


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価格:977円(税込、送料込)



森博嗣さん著のS&Mシリーズ後半戦第一作。
今回はマジック(不思議)を題材にした物語。

最後のあとがきを書かれていたのが引田天功さん(Wikipedia)でした。
イリュージョニストとして、海外でも人気の高い方ですが、あの方2代目だったんですね。
知らなかったです。
冒頭で、
「マジック」に一番ふさわしい言葉は「死」だと思うのです。
と、書かれていたのが非常に印象的でした。
そのマジック、そして、音と証明、出演者、衣装、プロップス、背景を総じて演出するものが
イリュージョンなのだそうですが、並大抵の努力と覚悟ではないと感じることができました。

そして、作中の登場人物もそれ相応の覚悟を持った人だったのでしょう。
こだわりを随所に感じる場面が多かったです。
きっとマジック好きの人が読むと面白い作品だと思います。
題名の「幻惑の死と使途」、今回の作品の内容もそのまま、です。

作中にもありましたが、身の回りは不思議なことに満ち溢れています。
よくシリーズに出てきますが、自然は自然といった瞬間に自然ではないということは、
すごくよくわかる気がします。
が、それは置いておいても、自分が生活するに当たり、
それらを鵜呑みにしないと生きていけません。
全てを理解するには時間が足りませんし、複雑すぎます。
作中の主人公格は、このような複雑な思考をよく繰り返します。
きっと、自分にはできないこの思考に触れることができるのがなんちゃって文化人にとって
魅力的なのではないかと思います。

さて、今回もなんちゃって文化人的名言を紹介します。

・「人間の狂気」あるいは「経済的な妥協」という不等号で切り取る
 という手法以外によって作られた人工物は、未だかつてない
 
 すごいですね、作者の表現ですが、ほんとそのとおりだと思います。
 「妥協」として、さらに不等号なところが人間らしい曖昧さを表現していると思いました。

・偏った価値観から自分を守りたかったら、自分の目と耳を頼りにすること
 
 これは、いろんなところで別の表現で書かれていますが、
 マスコミにしても、文献にしても、他人の価値観を刷り込まれてますからね。
 以前に同シリーズであった、「定義とは自分でするもの」という言葉は今でも残っています。
 やりすぎると自分勝手、自己中と言われそうですが、
 人生一回きりですし、自分の思ったとおり生きるのがいいですよね。

そういえば、一個、拾われていない複線がありましたが、それは次の作品なのかな?

2012年9月1日土曜日

古畑任三郎2

こんにちは、なんちゃって文化人です♪
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有名すぎる作品ですが、テレビドラマでも大ヒットした、三谷幸喜さんの
「古畑任三郎」をノベライズしたその名も「古畑任三郎2」です。

1に引き続き2も速攻で読んでしまいました。
「古畑任三郎1」に出てきた作品もそうですが、「古畑任三郎2」の作品も
テレビドラマで見た記憶がありませんでした。

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さすがに一気に10話も読むと、若干消化不良気味になります。
いくら面白くても、続けば飽きます、気をつけましょう。

やはり「古畑任三郎」はあのねちっこさがキモですね。
自分が犯罪者側だったら、あのねちっこさはたまったものではありません。